京浜東北線

横浜をもっと知ろう!

ちょっと家賃は割高だけど利便性はピカイチ

みなとみらい

みなとみらい周辺

京浜東北線は、横浜と東京、そして埼玉県大宮を縦断する路線で、一般的には大宮~横浜間を「京浜東北線」、横浜~大船間を「根岸線」と呼んでいます。横浜東京間であれば“京浜工業地帯を走っている電車”というイメージを描く人も多いかもしれませんが、通勤通学の交通利便性はもちろん、商業施設や公共施設等も充実し、また緑もあり歴史にも触れる事のできるエリアです。

交通利便性としてどの駅からも東京方面品川、有楽町、新橋、秋葉原、上野へのダイレクトアクセスが可能です。また「浜松町駅」でモノレールに乗り換えれば羽田空港まで20分程度の所要時間で到着します。そのため、出張の多い方や空港関係の職業の方々が比較的多く住んでいるようです。

家賃相場としては横浜→鶴見→川崎と意外にも東京へ近づくほど割安な物件が探せます。シングル向けのワンルームタイプ賃貸マンションで6万円台前半~7万円台後半、2DKタイプで12万前後、3LDKを超えるファミリータイプだと15~20万程度といったところでしょうか。やはり都心部に近いことから家賃相場はちょっと高めですが、共働きで子供がいない夫婦、いわゆるDINKS(Double Income No Kids)層におすすめです。

商業施設として圧倒的な集客力を持つ横浜駅で、駅周辺には多種多様な商業施設やアミューズメント施設が立ち並び、 通勤通学客や買い物客、観光客などで昼夜を問わず一年中賑わっています。「買い物は便利な方がいいけど横浜ほどいつも混み合っているのは住むにはちょっと…」という方には川崎もおすすめです。川崎駅にはショッピングに映画にグルメといった大型複合商業施設もあり、休日のデートや家族とのひと時もしっかりと満喫できます。

京浜東北線は、ほぼ並行して走る京浜急行線の停車駅との比較をされることが多く、川崎駅は京急川崎駅、鶴見駅は京急鶴見駅、新子安駅は京急新子安駅、東神奈川駅は仲木戸駅とほぼ同じ位置に駅があるため、通勤、通学先、よく出掛ける場所によってうまく使い分けが可能です。京浜東北線であれば上りで東京・上野・埼玉、下りで横浜・関内・大船方面、京浜急行線であれば上りで東京・千葉・成田空港・羽田空港、下りで横浜・三浦半島方面になります。品川駅や横浜駅であればどちらも大きな差はないと思います。ただし、京浜急行線は停車駅がとても多いため普通(各駅)電車だと少し時間がかかります。ただ、ほぼ同じ方面へ2路線の利用ができるメリットは大きいと思います。事故などで一方が運行停止になってももう一方を利用できるから大きな遅れを伴わずに済みます。