東海道線

東海道線は東京駅と静岡熱海駅、伊東駅あたりまでを結んだ沿線で、神奈川県内としては川崎駅から小田原方面までを結んでいます。ここでは川崎駅、横浜駅、戸塚駅、大船駅を解説させていただきます。やはり、静岡や神奈川県内の郊外エリアから東京・横浜方面への通勤利用が非常に多く、ラッシュ時はかなり混雑します。ただし、横浜-品川間が20分以内という利便性から、東海道線とほぼ平行して走る京浜急行線と比較検討されやすい沿線です。したがってここで解説するどのエリアも人気は高く家賃相場も比較的高めです。

川崎周辺はもちろん東京に近く、乗換えをすれば羽田空港へのアクセスにも恵まれています。それから、単に東京に近いというだけでなく行政機関や商業施設も充実しているので生活上不便な点はほとんどありません。

横浜駅周辺は言わずと知れた市内最大規模の商業エリアであり、JR線･京急線･東急線･相鉄線･横浜市営地下鉄線･みなとみらい線が乗り入れする神奈川県内最大の駅です。当然ながら賃貸物件の家賃相場はワンルームタイプ・ファミリータイプ問わずかなり高めですが、乗り入れしている各沿線の隣駅（例えば相鉄線平沼橋、京浜急行線戸部駅等）は横浜駅まで徒歩圏内で割安感のある掘り出し物件が発見できます。

戸塚駅周辺もまた、東海道線･横須賀線･市営地下鉄船･湘南新宿ラインを利用することができる便利なエリアであり、商業施設もかなり充実しています。

大船駅周辺は横浜、東京方面への通勤利用だけでなく、休日には鎌倉、湘南方面へのお出掛けにも便利です。ただし、大船駅は横浜市と鎌倉市の境になるため、同じ駅であってもお隣さんとはまったく違う住所になり、行政機関（市役所、区役所等）の届出先が違ってしまうことになります。ただ、生活する上での日常の買い物や通勤、通学はとても便利ですし、大きな街にも関わらず一戸建住宅が多いのでとても開放感のある街並みです。